寒い冬、風邪を引かない身体を作るには、免疫力を高めておくことが大切です。免疫力を高めるにも様々な方法がありますが、手軽でおすすめしたいのが「免疫力を高める食べ物」を食事にとりいれることです!
今回は、寒い冬を乗り切るために欠かせない、免疫力を高める食べ物についてお話します。
免疫力を高める食べ物で寒い冬の風邪予防!
免疫力を高めることが大切な理由
免疫力というのは、人間や動物の身体に備わった、病原菌やウイルスなどから身を守る自己防衛機能のことです。
免疫力は人間が元々有するものですが、生活習慣や食生活などの違いで、高い免疫力を持つ人とそうでない人がいます。高い免疫力を持つ人は滅多に病気などせず、病気をしてもすぐに回復します。反対に、免疫力の低い人は、環境や天候の変化に対応できず、すぐに病気をしてしまいますし、治るのも遅いのです。ですから、風邪を予防して寒い冬を乗り切るには、免疫力を高めることが大切なのです。
免疫力を高める食べ物とは?
では、免疫力を高める食べ物にはどんなものがあるのでしょうか?
免疫力を高めてくれる食べ物の代表的なものは、「ビタミンC」、「ポリフェノール」、「アリシン」、「イソチオンシアナート」などを多く含む食材です。
- ビタミンCを多く含むのは、イチゴやレモン、柿などの果物
- ポリフェノールは大豆や春菊、ブドウなど
- アリシンはネギ類やニンニクなど
- イソチオンシアナートはキャベツやカリフラワー、ブロッコリーなど
また、これら免疫力を高める食材と同時に、空気中に潜む風邪などのウィルスをブロックしてくれる「ビタミンB群」、「ビタミンE」、「ベータカロテン」などを含む食材を取り入れるといっそう免疫強化の効果が高まります。
- ビタミンB群を多く含むのは、玄米やお蕎麦など
- ビタミンEが豊富なのはアーモンドなどのナッツ類や唐辛子など
- ベータカロテンはニンジンやモロヘイヤなど
是非これらの食材をバランスよく取り入れて、免疫力の高い身体を目指していきましょう。
三食しっかり食事をとる
免疫力を高めるには、食事を三食しっかり摂ることが大事です。とはいっても、食欲の出ない寒い朝に、朝食を多量にとる必要はありません。野菜スープやお味噌汁、雑炊といった消化がよくて身体の温まるものを摂るのが効果的です。
こうした料理の中に免疫力を高める野菜類を取り入れれば寒い時でも身体が活気付きます。間食、特にジャンクフードやファストフードなどは出来るだけ控え、三食きっちりとるようにしましょう。
まとめ
寒い冬を風邪を引かずに乗り切るには、衣類や暖房などで暖かくするだけではなく、風邪を寄せ付けない免疫力の高い身体を作る事が大切です。
滋養のある食べ物をバランスよく摂り、免疫力を高めるよう心がけていきましょう。