足の冷えのつらさ、冷え性の人にしか分からないものです。足先がじんじんして感覚がなくなり、ひどい時には頭痛や腹痛といった副作用も現れます。
昔は冷えと言えば寒い冬の辛さでしたが、どのオフィスでもしっかり冷房を入れる現在の日本では、冷え性の人にとって、足の冷えは一年中の悩みとなりました。
そうなると必須なのが、足の冷え対策。ということで今回は、ひざ掛けの種類と効果について検証してみましょう!
足の冷え対策!ひざ掛けの種類と効果
電気ひざ掛け
最近人気なのが、電気ひざ掛けです。
使用方法は電気毛布とほぼ同じ。電気を使うことで何といっても温かいのが特徴です。自宅で仕事をする人、特に長時間パソコンを使って仕事をする人などは、足の冷え対策にぜひ利用したいですね。電子ひざ掛けをすることで暖房効果が高まりますから、エアコンの設定温度を一度落とせば、むしろ節電になります。また、足元を温めて、頭部は低めの温度を保つのは仕事の能率を上げるのにも効果的です。
「ひざ掛け」とはいえ、要はシートですので、ひざだけではなく、肩掛けなどにも使えるのがもう一つのポイントです。肩が凝った時や首筋が痛い時などは、上半身にかければ、身体を温めコリをほぐしてくれます。お腹が寒い時にはお腹。好きなところをすぐに温めることができます。
値段も普通のひざ掛けとそんなに変わらないので、電気を使える環境での寒さ対策にはお勧めです。
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遠赤ひざ掛け・ニューセラミックひざ掛け
寒い時に電気ひざ掛けは温かくて便利ですが、オフィスや学校など、どこでも使えるというわけではありません。
また、オペレーターなど、話したり、上半身をよく動かしたりする職種では、電気毛布では体温が上がりすぎるという難があります。
そうした職場で活躍するのは持ち運びの簡単な布製のひざ掛け。特に、最近注目されているのが、遠赤外線効果のあるひざ掛けやニューセラミック製のひざ掛けなど、特殊な構造で温かさをキープしてくれる素材のひざ掛けです。
こうした新素材のひざ掛けは電気ひざ掛けや普通の毛糸のひざ掛けに比べて薄手である場合が多く、持ち運びに便利です。あまりかさばる私物は持ち込みたくない時などは特に、薄手で温かい新素材のひざ掛けは助かりますね。
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伝統的な手編みのひざ掛け
最後は昔ながらの手編みのひざ掛けです。
最もなじみ深いのは、毛糸で編んだものでしょう。最近では欧米の有名ブランドの物から、中東やトルコなどの伝統柄、和風柄などなど、多様なデザインのひざ掛けが見られます。こうした柄行の多彩さが何といっても魅力ですね。また、素材も毛糸だけではなく、フリースなどを利用し、より保温力を強化したものも多くみられます。
最近では「編み物男子」なんて言葉も注目されていますが、編み物の好きな方は、毛糸で自分だけのひざ掛けを作るのも良いでしょう。ひざ掛けはセーターなどより編み方が単純ですので、手先が器用な人なら、市販品のようなものを作ることも可能です。
編みあがった後に裏地にフリース等を当てれば保温効果も増しますし、何といってもオンリーワンというのが嬉しいですね。
まとめ
足先はとにかく冷えやすい部位です。寒い時はひざ掛けが一枚あるだけで、足の冷え対策には効果絶大です。
自宅で仕事をする人や主婦の方なら、温かくてコストパフォーマンスも良い電気ひざ掛けが良いでしょう。オフィス勤めなどで電気は無理という方や、上半身は体温が上がりやすいという方は、普通のひざ掛け、かさばるのが嫌な方には特殊素材のひざ掛けがお勧めです。
足元を温めれば、冷えが改善され、仕事の能率も高まります。
ひざ掛けを使った寒さ対策、ぜひ試してみて下さい。